かぶとの森テラスは鈴鹿川の源流に位置し、豊富な自然に囲まれた小さな町にあります。
春には桜が咲き、夏は川遊び、秋には紅葉が楽しめ、冬は満天の星空を見ることができる、一年を通じて自然を満喫できるアウトドア施設です。
施設内にはオートキャンプサイト、芝生のフリーサイト、林間のフリーサイトと3種類のキャンプサイトがあり、豊かな自然を楽しみながらのんびりとキャンプを楽しむことができます。
また、施設内にはテントサイルサイト(ツリーテントサイト)もあり、今までにない新しいスタイルのキャンプを体験することもできます。
テント泊が苦手な方や小さなお子様連れのお客様には大小合わせて6棟のコテージのご用意もあり、安心してアウトドアを楽しむことができます。
また、かぶとの森テラスはトレッキングやロードバイクなどアウトドアでフィットネスを楽しむ方にとっての宿泊拠点にもなり、この施設を拠点として地域の山、町を楽しむことができます。
地元の山や町全体をフィットネスフィールドとしてとらえたローカルフィットネスのコースも充実し、この地域全体を楽しむことができる施設になっています。
遠くから見ていると、緑が美しく綺麗な山のように見えますが、
実際に山の中に入ると手入れが行き届いていない荒れた山々がたくさんあります。
先人たちが孫の世代の為に戦後、一所懸命に開拓し、植林し、手入れを続けてくれた大切な山は
現在ではその資産価値を下げ、手入れすることもなくなり、
倒木などにより自然災害を起こす危険性のある価値のない山に変わってきています。
戦後に植林された木々は60~70年生となり、その多くは切り時期を迎えているが、
残念ながら林道すら整備されていない山では木を切りに行くこともできません。
かぶとの森テラスの奥にも、そういった山がたくさんあります。
木々は悲鳴をあげています。
あと何年か経過したら、川下の街に甚大な自然災害を引き起こす可能性さえあります。
このような問題は日本中の山々で起こっています。
現在を生きる私たちに課せられた大きな課題は、
こうした山々の危機的な現状を解決する道筋をつけて、子供達の世代に
少しでも良い状況にしてバトンタッチすることだと考えます。
そして、木々に少しでも多くの価値をつけて世に送り出してあげることが
先人たちの気持ちに答えることだと考えます。
鈴鹿川は三重県内の主要な街である亀山市、鈴鹿市、四日市市を
経由して伊勢湾に流れ込んでいます。
三重県民にとって主要な川の源流に位置する
かぶと地域の環境問題が川下の町に与える影響は計り知れません。
かぶとの森テラスは、キャンプやアウトドアアクティビティ(ローカルフィットネス)を通じて、
素晴らしい鈴鹿川源流の恵みである水と木を楽しみながら、
山の現状を知ってもらい、
少しでも地域の木を活用しようと思う心を育んでもらうこと、
そして、この場所を地域活動、健康促進の拠点としてもらう事で
かぶと地域の環境保全はもとより、この地域の自然や文化などにも
興味を持ってもらう事で地域と地域の山を元気にすることができる施設を目指します。
かぶとの森テラスでは、地域と地域の山を元気にすることができる施設であるとともに、
日常生活を離れた里山の自然の中で宿泊をしていただき、
この場所を起点として様々なフィットネスアクティビティを楽しんでいただくことで、
キャンプもフィットネスも楽しむことができる、
“非日常でアクティブレストに過ごせる休日”を提案します。
ローカルフィットネス基地として以下のようなアクティビティを楽しんでいただく予定です。
ロードバイク/ノルディックウォーキング/ウォーキング/トレッキング/
ランニング/トレイルランニング/森林ヨガ