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百年かぶとの森構想の実現に向けて その2

坂です。

先日、”かぶとの森テラススタッフとつくる、かぶと米づくりイベントの第2回目を開催しました。

第1回目のイベント報告についてはこちらから。

5月7日にイベント参加のご家族と手で田植えをした加太の田んぼの稲はかなり成長をしました。

除草剤を使わない無農薬栽培にチャレンジしているので、草取り作業がすごく大変なんです。

ということで今回のイベントは草取りと生き物観察会!!

イベント当日までにもかぶとの森テラススタッフが数回に渡り草取りを実施してきました。

田んぼの面積は約1000㎡。

この日は僕も田んぼに入り、草取りをしましたが、想像以上に重労働で

日頃から一生懸命に田んぼを管理してくれているスタッフには本当に感謝しかありません。

生き物観察会では田んぼにいる虫などを捕まえて、

魚と子供のネットワークさんに解説をしていただきました。

魚と子供のネットワークさんについてはこちらから。

加太の田んぼには当たり前のようにいる虫でも、全国的にみると実は絶滅危惧種であったり、

僕が子供の頃にはもっとたくさんいたはずのトノサマガエルはかなり数を減らしていることがわかったり、

こういうイベントで楽しみながら現在の環境状態を知ることが、将来的に地域の環境保全にもつながっていることを改めて感じました。

そして、水資源の大切さについては

鈴鹿川源流域に位置している加太の環境は非常に恵まれていること。

山の豊かさが水資源の豊かさに直結していること。

加太の環境の源はやはり山や木にあることも改めてイベント参加者さんにお伝えできました。

急斜面で砂地盤、複雑な所有形態(たくさんの方が小さく山を所有している)そして整備されていない林道など

多くの理由で現状、加太の山は整備されているとは言えない状態です。

また杉や桧などの針葉樹だけでなく、広葉樹の森をつくることでもっと水資源は豊かになるはずです。

加太の水は鈴鹿川となり伊勢湾に流れ込んでいます。

川上である加太の環境は海の環境にも影響しているのです。

まさに、百年かぶとの森構想を実現することがたくさんの方を幸せにできることでもあると改めて実感した、イベントになりました。

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